子供の好奇心を高め、才能を開花させる方法

2017年2月18日

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好奇心とは「珍しいことや未知のことなどに興味をもつ」ことです。

私たちオトナは、もはや好奇心さえ、あるのかないのか分からないほどに、不感症になっているなと、わが子をみるたびに思わされます。

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「好奇心」で才能を開花させる

まだ寝返りも打たない赤ちゃんの頃から、自分の手をじっと観察し、「グーパーグーパー」と動かしたと思ったら、「パクッ」と口の中に入れてみたり。

赤ちゃんジムに寝かせても、つりさげられているおもちゃを触ったり、引っ張ったり、鏡に映る自分に笑いかけたり、食べてみたり。実にいろんな働きかけをしています。

動けるようになったら、ハイハイであちこち家じゅうの親としては考えてもみなかったところ(コンセントの穴、オーディオやリモコンのボタンなど)ありとあらゆるところに興味を持ち、そして片っ端からボタンを押したり、箱テッシュからテッシュを全部抜き取ってしまったり…。

もう、当たり前ですが、そのあとの片づけなんて考えずにあらゆる事象について観察研究しています。

それは、立って歩くようになって外に散歩に行っても、小学校になっても変わりません。
親からしたら「どうでもいいこと」でも、こどもにとっては「ドキドキワクワク、これってなあに?これってどうなるの!?」なことなのです。

この好奇心、実はあらゆる才能や能力を伸ばすのにとっても大切なもので、やる気や集中力の素ともいえるでしょう。

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好奇心のある子は賢く優秀に育つ

好奇心の先には「こうやったらどうなるの?これってどうなの?」という「はてなマーク」だらけ。

つまり、そこから「もっと知りたい!わかりたい!」とういう向学心につながるのです。
好奇心を持つと、学ぶことが苦ではなくとても楽しいこととなるし、納得のいくまで突き詰めて「考えよう、学ぼう、わかろう」とするのでものすごい集中力を発揮します。

また、物事を知るということは「自分にはまだ知らないことがたくさんある」ことを実感するので、謙虚な気持ちでさらに学ぼうと、人の話を興味深く聞いたり本や図鑑をたくさん読んだりするでしょう。

人の話をきちんと聞けたり、書籍に親しむこと、それはつまり人間関係が円滑に行ったり、知識をさらに増やすことになるのです。

そうやって、好奇心を起爆剤にして、優秀な子に成長するのです。

子供の好奇心を高めるには

さて、このようなとても大切な子どもの好奇心。高めるにはどうすればよいのでしょうか?
いえ、子どもはもともと好奇心旺盛なのです。

つまり、親が子供の「好奇心を高める」というよりも、親が子供の「好奇心を邪魔しない、好奇心を摘まない」という方が適切ではないでしょうか。

私たちオトナから見たら、子どもとはめちゃくちゃに映ります。
でも、もしかしたら、これこそが本来の人間の姿なのかもしれませんね。

私たちは知らぬ間に、経験によって、理性や常識を身にまとい、常に周りの視線を意識しながら生きるようになりました。

しかし、ほとんどの子供は、後先考えずに、欲望のままに事象を確かめようとします。それが、本来の好奇心の姿であり、本来の子供の姿なのですから。

そんな「超リラックス非常識状態」を、いかに認めてあげ、その環境を親が提供できるのかが親にとっての課題になるでしょう。

まず、新たな発見をきちんと認めて一緒に喜ぶこと。そうすると、子どもはその発見を楽しいことと認識し、もっと楽しくもっと学ぼうとします。

また、子供の好奇心は時と場所を選びません。
どこに行こうが何をしようかその時々でいろんなものに興味を持ち、奇想天外な発想や発見を繰り返します。

だから、いろいろなところに出かけたりして子どもにはいろんな機会を与えることが大切です。

親も好奇心を楽しんで

言うまでもなく、子どもはお母さんと一緒に遊ぶことやお母さんの笑顔が大好きですから、親も子供と一緒になって、その好奇心を追究するのが理想的です。

子どもが疑問に思ったことにすぐに答えを出すのではなく、一緒に考えて「これやるとこんな風になるんだね」と子供と一緒にハチャメチャやってみたり、時はお母さんの方から「これってどうなってるんだろうね」と疑問を投げかけてみたり。

そんな風に子供の好奇心を親も一緒に楽しめると、子供の好奇心はますます高まるでしょう。
・・・・・。

しかし、実際生活を営んでいるとこれってとっても難しいです。
実際時間に追われる毎日、「ぎゃーーーー!散らかさないで!」「こんなことやっちゃって!!どうするの!?」と口をついて怒鳴ってしまうこと、多々あります。

でもね、でもね。
お母さんの今の一つの踏ん張りが、子供の能力を大きく伸ばす可能性があるのです。
「わーーー、すごいね!こんな風になるんだね。すごい発見だね!・・・
じゃ、一緒に片付けようか」と余裕のお母さん目指して、一緒に頑張りませんか?

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