孤独、葛藤、恐怖、自己嫌悪な毎日な吃音高校生時代(動画)

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15歳となった僕の吃音高校時代は、正直、今まで生きてきた人生の中でもっとも苦痛な時期でした。

嫌でも人と交わらなければならない。
振り返ると、毎日拷問を受けに高校に通っていた。

そんな感覚でした。

今なら、引きこもりとかニートになるのかもしれないが、当時に、そんな言葉さえもなかったし、そんな奴はひとりもいなかったと思う。

中学から積み重なってしまった、僕の吃音に対するコンプレックスは、どんどんと大きく重くのしかかって来た。

それによる自意識過剰っぷりもハンパない。

でも、その姿勢を崩せない。

常に、力んで身構えていたのかもしれません。

どもりにおびえる毎日

毎日毎日、来る日も来る日も、この吃音と対峙していました。

自分の意思なんてのも、あったのか定かでない。
ただただ、孤立を避けるために自分を押し殺してた毎日。

もはや、自分がどんな性格で、どんなことに興味があるのか、もう、何も分らなかったです。

そして、土曜の夜になってホッとする。

傷ついた翼を癒す
休息の日。って感じでした。

そして、日曜の夜から一気に憂鬱になる。

そして、あっという間に月曜日が。

また、長い一週間が始まる。

それは永遠に続くかのような、長い長い地獄の日々でした。

高校時代の良い思い出?

ハッキリ言って、
ひとつもないですね…。

いつも一人ぼっちな、高校吃音暗黒時代

僕は、幸い吃音によっていじめられることは無かったものの、違った苦痛を感じていた。

それは、

孤独。

そう、同じ場所にいながら、存在さえ感じてもらえない自分。

誰にも気にも留めてもらえない。

何で?

俺って、意地クソ悪いわけでもないし、そんな変わりものでもない、はず なのに…。

話かけてくれたら、どんなやつでも、ウェルカムなんだよ!

友達になるよ!

何で、俺に興味を持ってくれない?
何で、俺に話しかけてくれないんだろ?

ホントに分らなかったです。

と、思うものの、自分から、そこに飛び込む勇気もなかった。

そんな思い出すだけでも胸が痛む、高校生時代を振り返ってみました。