DV連鎖を止めなけりゃ!

2017年2月18日

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はじめまして。桃(もも)と申します。
私は1972年生まれで、これを書いている2016年10月は44歳です。
バツイチで現在は子連れ再婚しています。

このページは、一般的なDVの種類、用語解説などをするものではなく、DV経験者の私の体験からどうしたら“幸せな明日”、“平和な明日”を手に入れられるのかという事をテーマにして私、桃の体験や視点からお話したいと思います。

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「平和だなんて大げさな」 って思われるかもしれませんが、実際にDVを受けて悩んでいる方には、この言葉の意味がよくわかっていただけるはずです。

戦争もなければ、普通に暮らしていれば餓死することもない、この平和大国(平和ボケした?)日本で、以前の私のように、“平和”を心の底から望んでいる人間が、今もいっぱいいるかと思うと、やはり、この体験は、そのままにしておくのはもったない、同じ悩みを抱えている方に伝えたいと、そんな気持ちが芽生えてきました。

こんなことが記事として書けるようになったのも、DVから解放された、幸せな今があるからなんでしょうね。

少しでもDVを受けて悩んで見える方のお役に立てたらと思い、私の経験から得たこと、分かったことを、このブログで洗いざらい語っていこと思います。

まず最初に今この記事を読んでいるあなたはひょっとして

「殴られるのは私が悪いから」
「あまりお金をもらえないのは私のせいだから仕方ない」と、思っていませんか?
「私さえ我慢していれば…」なんて思っていませんか?

私も、いつも、こんな自問自答を繰り返していました。
そして、いつも、自分を責め続けていました。

でも、今ならはっきり分かることがあります。
そこ(自分を責めること)には、答えはなかったんだど。

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正直、前夫に対して憎しみが消えたわけでもありません。
しかし、当時はなかった感情が、今、私の中に確実にあります。

その感情とは、憐み(あわれみ) です。
何か縁あって結婚して、一緒に暮らすようになったわけです。

いやな思い出ばかりでもありません。
彼のことを客観的に思うと、憎しみと同時に、憐みを感じる今があります。

だからといって、何か助けてあげようなどという気持ちとは全く違いますが「この人も、色々なことを抱えてしまって生きているんだな」と思えるようになりました。

これは、DVから解放された今だから、こう言えるのであって、今DVを受けている方にしたら、そんなことは思えるはずないと思いますし、「私が知りたいことはそんなことじゃない!」と思われるでしょう。

負のDV連鎖は絶対にさせない!

私が最初にどうしてもお伝えしたかったことは
DVは、する側も、受ける側も、大きな傷を負ってしまっているということです。

そして、この傷を負ったまま、子育てをすると、知らぬ間に、大事な子供にもそれを受け継がせてしまうことになります。

そう、もっとも怖いのが、子供たちに、そのDV因子を無意識的に受け継がせてしまうのです。

子供たちが、将来結婚して、また、同じようにパートナーにDVをしたり、受けたり…
想像するだけでも胸が痛みますよね。

この負のDV連鎖はなんとしても断ち切らなくてはならないのです。

そのために、どうしたらよいのか?
私も、まだ道半ば、すべてが分かったわけでもありません。

また、これは自分の経験の中だけの話です。
DVすべてに通ずることでもないのかもしれません。

でも、ずっと、もやのかかったDVの実態がなんとなく見えてきたように思います。
繰り返しますが、DV連鎖をなんとしても止めなければなりません。

そのためにどうしたらよいのか?
そんなことを中心に、お話できたらと思います。

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