孤独と戦った吃音高校生が専門学校生になった、そんな僕にも友達が…(動画)

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孤独と屈辱を味わった暗黒高校時代

プライドもズタズタ。

俺のどこがおかしい?

教えてくれよ、、、

第三者になって、高校時代に自分の姿を見てみたかった。

『俺って、そんなに、他のやつらと違っているんか?』

自分のどこがおかしいのか本当に分らなかった。

そんな、こんなで、進路については父親と衝突する高校3年。

就職を強要する父親。

就職だけは絶対に嫌だと反発する僕。

その理由は…

やはり吃音になる。

吃音で極度の対人恐怖症と、コミュ障害を患った僕には、会社というオトナ社会は、震えるほどの恐怖を想像させた。

同級生ばかりではなく、年上のオトナもいる。

考えただけでもゾッとしたものだ。

就職をするにも、面接がある…。

どもりにとって、面接なんて気絶もんです。

次から次へと、やってくる修羅場の数々。。

父親とはすったもんだありながらも

次の戦場を、名古屋の専門学校に移すことを決断する。

僕は、独りになりたかった。

孤独を人一倍怖がり、人一倍嫌いなはずの僕は、ひとりになりたかった。

吃音者なら、この気持ちは分ってもらえると思います。

親元から離れるためにも、名古屋に住みたかった。

ひとり暮らしが理想ではあったが、経済的事情と父親との確執で、僕は新聞奨学生として新聞販売所に住み込みをすることになる。

新聞奨学生とは新聞配達をしながら、学費を返済していく。

今でもあるんだろうか、分らないが…。

毎朝3時に起床、そして、朝刊を配り、16時には夕刊を配達。

雨の日も、風の日も、台風が来ようが雪が降ろうが、僕は、カブ(原付)にまたがり、2時間あまり新聞配達をする。

休みは、日曜の午後

月に一度、月曜の朝刊が休み。

月末には、集金が、、、

集金でのエピソードもいずれお話しますが、毎月やってくるこの集金を、僕は、吃音矯正トレーニングだと言い聞かせどもりながらも集金をしたものでした。

これはこれで、色々なエピソードがあります。

変な汗がでてくると同時に、当時の自分が可哀想で泣けてもきます。

そして、今なら思います。

こんなトレーニング的な荒療治なんてしなくても、吃音を軽減させられるのに…。

そして、こんな強引なことなんて、ほとんど効果がないのに…。

効果がないどころか、下手したら、とんでもないトラウマになりかねない。

もしも、あなたがこのように吃音克服には経験が大事だと、こんな吃音矯正トレーニングを自分に課しているとしたら僕は、即座に中止することを勧めます。

その考えでは、まず改善はしないと思うので…。

そんなことをしなくったって、吃音の症状を軽減することってできるんですよ。

そんな専門学校時代を振り返ってみました。

孤独な吃音高校生が名古屋の専門学校に進学、そんな僕にも友達が…

その場から離れたい。
ひとりになりたい。

そんな思いから、愛知の田舎から名古屋の専門学校に進学することになる。

高校の時にうけた深いトラウマと極度の対人恐怖症により、相変わらずのコミュ障害で挙動不審な行動を繰り返していた僕にも友達と呼べるグループができた。

辛いこともあったけど、楽しい思い出もいっぱいあったそんな名古屋の専門学校時代を振り返ってみました。