お風呂に塩を入れると配管を錆びさせる?残り湯は洗濯に使っても大丈夫?

2017年2月18日


秋も深まり、日に日に寒くなる今日この頃。

これからやってくる冬と言えば、あったかい湯船でゆっくり温まれるお風呂が特に気持ちのよい季節ですよね。

お気に入りの入浴剤を入れたり、アロマオイルをたらしたり、それぞれお風呂の楽しみ方はあると思いますが、「塩風呂」をご存知ですか?

塩風呂の作り方は簡単。

湯船に適量の塩(ミネラルの多い粗塩がおすすめ)を投入するだけです。

その簡単すぎるひと手間で、保温効果やデトックス効果が高く、血行促進して肩こりや腰痛の緩和や、美肌、ダイエットなど、美容にも健康にもよい効果を発揮するのです。

ただ、塩って、錆の原因になるイメージがありますよね?

たとえば、追い炊きをした場合にお風呂の配管を錆びさせてしまったり、例えば残り湯で洗濯をしたときに洗濯槽に悪影響があったり、洗濯物自体にもなにかよくなかったりするのではないか、漠然とした不安を覚えます。

今回は、身体にはとてもよい塩風呂、お風呂や洗濯に悪影響が実際にあるのか、調べてみました。

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風呂に塩を入れて追い炊きすると配管や風呂釜が錆びる!?


家族全員が同じ時間に一緒にお風呂にはなかなか入れませんよね。

子供が小さい時はともかく、ある程度大きくなって自分で入れるようになったら、お風呂というのはかなりのプライベート空間で、各々がそれぞれに楽しみ、リラックスできる時間です。

そんな時欠かせないのが、お風呂の追い炊きです。

お湯を足さなくても、そこにあるお湯がもう一度温かくなるなんてなんて素敵なシステムなんでしょう…と思います。

しかし、多くの効能がある塩風呂ですが、その追い炊きはOKなのでしょうか?

塩の入ったお湯を追い炊きして配管や風呂釜が錆びたりという悪影響はないのでしょうか?

結論としては最近のお風呂システムであれば、風呂釜や配管の材質も考えられているので、塩風呂と言っても極端な高濃度にしていなければ、それほど心配することはなさそうです。

ただ、各メーカーのホームページなどでは、使うのを避けるべき入浴剤について、硫黄や酸を含むものと並んで「塩分を含むもの」も表示されています。

よって、安心のためには追い炊きはやはり避けた方がよさそうですね。

また、素材が銅などの錆の恐れがある金属の場合はやはり特に気を付けるべきです。

お風呂に塩を入れて入浴した場合は、入浴した後できるだけ早くお湯を抜いて、しっかりと水で流すこと。

配管、風呂釜洗浄もこまめにした方が安心です。

とにかく塩風呂を楽しむためには、入浴後お風呂に塩を残さないことが大切ですね。

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塩の入ってる風呂の残り湯、洗濯に使っても大丈夫なの?


お風呂の残り湯を選択に使っている家庭、多いですよね?

だって、浴槽いっぱいのお湯、このまま流して捨てるなんて、主婦としてはもったいないとしか言いようがないし、あきらめきれません…。

しかし、塩が入っているお風呂の場合も同様に残り湯で洗濯しても大丈夫なのでしょうか?

水道代を節約しても、洗濯機が壊れて修理代を出したのでは本末転倒ですからね。

調べてみると、洗濯機の洗濯槽はステンレスでできているものが大半であり、錆の心配はほぼないので、洗濯機から考えると残り湯で洗濯をしても大丈夫そうです。

逆に、殺菌作用や消臭作用が高まっているほどなので、かえって良いのかもしれません。

ただ、衣類に塩が残ってしまったりしたら、衣類を痛めてしまう可能性があります。

よって、塩風呂の残り湯で洗濯をする場合は、洗いは塩風呂の残り湯でやっても、すすぎは真水でしっかりとすすいで、塩をきちんと落とし、塩分を残さないように注意することが大切です。

まとめ

美容に健康にたくさんの効果がある塩風呂。
女優さんや若い女性に人気のようです。

塩を入浴後に残さないように、お風呂の掃除をしっかりしたり、洗濯ではすすぎをしっかりしたりして、注意すべきことをきちんと守って、これからやってくる寒い冬、お風呂に適量の塩を入れてみて、ぽかぽかバスタイムを楽しんでみてはどうですか?

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