都市型ソーシャルランドリーなら乾燥までの時間を有効に使えて便利

2017年2月18日

f1aa0f978be10d3e5ff38a9bc882bfd4_s
コインランドリーを利用しますか?
現代社会では、自宅に洗濯機がないことはほとんどありませんよね?
自宅で洗えないものはクリーニングに出して…というのが一般的な洗濯の仕方ではないでしょうか?

しかし、最近共働きや育児中の忙しい世帯にとって、短時間で乾燥までできる大型洗濯機を有するコインランドリーは便利で、花粉やPM2.5などが気になる季節や梅雨時期など、外干しが難しい季節のコインランドリーの利用が増えているようです。

ただ、ここで気になってくるのが、コインランドリーで洗濯をする時間(1~2時間)をどうやって過ごすかです。

はっきり言って暇ですよね。

そんな空白の時間をいかに有効に利用するか、今、都市型ソーシャルランドリーと呼ばれる、コインランドリーとカフェ、書店などが一体型となった施設が注目されています。

スポンサードリンク

都市型ソーシャルランドリーってどんなところ?

都市型ソーシャルランドリーは便利?


前述でも少し述べましたが、都市型ソーシャルランドリーとは洗濯時間を快適に過ごせるような施設が併設されているコインランドリーのことです。
たとえばそこには、カフェがあり、おいしいコーヒーと軽食を楽しみながら洗濯をしている時間を過ごせるのです。また、そこではフリーWi-Fiも利用可能です。
個人的に過ごすだけではなくて、そこでは、アイロンがけや着こなしのワークショップや音楽ライブなど各種イベントも計画されているのです。

つまり、自宅での洗濯とは家事の日常業務であり、ただやるしかない苦痛なものにすぎませんが、都市型ソーシャルランドリーでは洗濯が楽しめる時間になり、人々が集う「街のソーシャル空間」にするという狙いがあるようです。

もはや、都市型ソーシャルランドリーは家事としての洗濯の領域を超えて、娯楽施設、リフレッシュ、リラックスできる、便利で楽しめる場所と言えますね。

また、預けておけば洗濯してたたんで返却してくれる…という、洗濯代行のサービスなどを取り入れると、平日時間のない共働きの家庭などの平日利用もしやすくなり、とても便利なものになるでしょう。

スポンサードリンク

都市型ソーシャルランドリーの店舗は?

都市型ソーシャルランドリーは2017年に以下のような店舗が日本上陸、オープンする予定になっています。

WASH&FOLD


洗濯代行とコインランドリーを組み合わせた業態で営業する先駆けと言える店舗です。
クリーニングに出さないような、いつもの洗濯を水洗い、乾燥、たたんで返却する、洗濯に特化した家事代行のサービスです。
2017年には10店以上オープンする予定になっていて、大手書店や日用品メーカーなどとコラボする店舗もオープン予定です。

ecoLux Urban

「人や自然環境にやさしく、開放的で快適なランドリー空間を提供すること」をコンセプトに時として主婦の負担になりがちな洗濯ですが、ランドリーを利用する人がほっと一息つけるような場所にすることを目指しています。

また、預り洗濯サービス、集配サービスを取り入れ、店舗立地を駅前にし、共働きや高齢者世帯の利用をしやすくする計画です。

フレディ レック ウォッシュサロントーキョー


「前向きなココロとライフスタイルがつくれるようなモノ、コトをランドリーシーンから」がコンセプトのドイツ・ベルリンのコインランドリーです。

もとは演劇を学んだ表現者であるオーナーが、「ただ洗濯をするだけの場所にはしたくない」と、「洗濯の時間をみんなが楽しめる時間」にするためにカフェを併設したりして、人々が集い交流できる場所にしたりして、洗濯の時間を楽しく心地よい時間にするためのアイデアがたくさん提案されているのです。

そんなフレディ レック ウォッシュサロントーキョーの洗濯用品を扱う日本の会社「藤栄」がカフェや洗濯代行を兼ね備えた複合コインランドリーをオープンする予定です。

THE LAUNDROMAT CAFÉ


デンマーク・コペンハーゲンのコインランドリー併設のカフェです。
内装も赤を基調にしたスタイリッシュな空間で、洗濯をしている間に、食事やお茶をしながらインターネットや読書を存分に楽しめます。
2017年に日本に上陸する予定です。

このように、コインランドリーと言えば、ただ整然と大型洗濯機が並ぶ殺風景な空間というイメージを完全に覆すような、洗濯プラスアルファが楽しめるコインランドリーが進出してきています。

外干しができず部屋干しでは匂いや乾きが気になる時、シーツなど大型のものを洗うとき、どうしても自宅での洗濯はやりづらくコインランドリーに行く手間が必要な時があります。

しかし、行く先のコインランドリーがこんな風に楽しめる場所であったら、憂鬱な洗濯もとても愉しいものに変えることができるでしょう。
2017年には多数店舗がオープン予定です。一度訪れて、新しい洗濯時間を過ごしてみませんか?

スポンサードリンク