問題児扱いされないために入学までに身に付けたい10のこと

2017年2月18日

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そろそろ新1年生の入学準備を考える時期になってきましたね。

ランドセルなどの持ち物を揃えたりと準備するものもたくさんですが、子どもが小学校に入学するということで、親としては様々な不安もありますよね。

保育園や幼稚園までの生活スタイルとは変化することもあるので、我が子が小学校に馴染めるのか、勉強についていけるのか、問題児にならないか…探せば山ほど不安材料が出てきますよね。

今回は、様々な不安の中でも、問題児にならないために入学までに身に着けておきたいことについて、まとめてみました。

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問題児にならないために入学前までに身に付けておきたいこと(生活編)

まずは、小学校入学前までに身に付けておきたい生活習慣についてまとめてみました。

1、早寝早起き★★★★★

保育園や幼稚園も、大体登園時間は決まっていますが、早い時間からのお預かりがあったり、家庭の事情によってばらばらの登園となり、登園時間の幅がかなりあることろが多いと思います。

それに比べて、小学校は始業時間がしっかりと決まっていて、その時間に遅れると遅刻となります。ですので、始業時間ぎりぎりにならないためにも余裕をもって登校する必要があります。

そのためにも、毎日早寝早起きの習慣を付けてあげたいものです。
旅行中や次の日がお休みの場合は少し遅く寝たり、イレギュラーもたまにはいいですが、次の日が学校の場合や長期休業の後の生活リズムを整えるにも、出来る限り毎日同じ時間に寝起きさせてあげましょう。

今から少しずつ早寝早起きの習慣を付けていくと困らないと思います。
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2、朝ごはん★★★

朝が弱くて、食が細い子もいますので一概には言えませんが、出来る限り朝ごはんを食べさせて登校させたいものです。

小学校は、保育園や幼稚園のように午前中のおやつはありませんので、朝ごはんを食べずにいくと、給食の時間までなにも食べられません。

お腹がすいて授業に集中できなかったり、休み時間に思いっきり遊ぶことができなくなる可能性もありますので、少しでも朝ごはんを摂る習慣を付けさせたいものです。

3、トイレに1人でいける★★★★★

保育園や幼稚園では、場合によっては先生が一人一人に目を配ってトイレが一人でできない子のサポートをしてくれるかもしれませんが、小学校となるとそうはいきません。

先生に直接頼めば対応してくれることもあるかと思いますが、ほとんどの児童が一人でトイレに行ける中、自分だけ先生に付き添ってもらってトイレに行くのも恥ずかしいかも知れません。

なので、小学校入学までには一人でトイレにいって用を足せるように導いてあげたいですね。

4、服の着脱が1人でできる★★★★

保育園、幼稚園でも、年長さんになれば大体の子が一人で服の着脱が出来るようになっていると思いますが、もしもまだ介助が必要な場合は、一人で出来るように練習しておくといいと思います。

体育の授業などで、運動着に着替えたり水着に着替えたり、身体測定などで服の着脱の機会があります。

一人でスムーズに着替えられるように、今から準備してあげましょう。
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5、自分で手や顔を洗うことができる★★★★

小学校生活において、毎日何度も手を洗う場面があります。場合によっては顔を洗う機会もあります。

体育や休み時間明け、外から戻ったとき。
給食の前。
トイレの後。
図工などで手が汚れたとき。
などなど。

一日に何度も手を洗うシチュエーションがありますので、これも一人で出来るようにしてあげましょう。

6、しゃがんで靴を履くことができる★★★★

小学校に入学すると毎日登下校の際に、下駄箱で靴を着脱するようになります。

保育園や幼稚園では、先生が玄関まで来てくれて、靴を一人で履くことが出来ないとしても手伝ってくれますが、小学校はそうはいきません。

毎日下駄箱で靴の着脱に苦労しないためにも、今から練習して出来るようにしておきましょう。

7、リボン結びができる★★★

靴の紐を結んだり、洋服の紐を結んだりするときにリボン結びをすることがあります。

紐がない靴を履いていたり、紐のない洋服をきていれば必要ないリボン結びですが、なにかの折に必要になるかもしれません。

そして何より、リボン結びは細やかな手先の動きが必要になるので、幼児期の脳の成育にとてもいいという話もありますので、家庭で楽しんでリボン結びを練習するのもいいかもしれません。

親がリボン結びをしているのを見て興味をもち、「やってみたい!」というかも知れませんし、女の子なら髪にリボンを結んであげると興味が湧くかもしれません。

楽しみながら、手先の器用さを身に付けつつリボン結びもできるようになったらいいですね。

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問題児にならないために入学までに身に着けておきたいこと(学習編)

保育園や幼稚園と、小学校の一番の違いは、やはり勉強が本格的に始まることです。幼稚園によっては、学習に力をいれているところもありますが、小学校とは違うでしょう。

小学校に入ってすぐに高度な勉強がはじまる訳ではないので、そんなに心配することはありませんが、最低限身に付けておきたいことをまとめました。
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8、ひらがなで自分の名前の読み書きができる★★★★

保育園、小学校と同様、小学校でも自分の持ち物には基本的に全て記名します。

持ち物に記名するのは親ですが、その持ち物を小学校で管理するのは子ども本人なので、どれが自分のものなのか分かるように、記名してある自分の名前を読めるようにしておきたいですね。

また、小学校の授業などで配られるプリントなどに記名することも増えてきますので、上手に書けなくとも平仮名で名前をかけるようになっているといいですね。

9、人の話をきちんと聞くことができる★★★★★

小学校に入学すると、人の話を聞く機会がぐっと増えます。

先生や友達の話をきちんと聞くことが出来ないと、授業にもついていかれませんし、大事な話を聞き逃してしまいます。

落ち着きが無く、じっとして話を聞くことが苦手な子は、家庭の中で少しずつ練習するといいと思います。

少しの間、じっと椅子に座って絵本を聞いていられるようにするとか、パパやママが話すことをしっかり聞いて内容を理解しているか確かめてみるとか、色々な方法を試してみることをおすすめします。

10、時計が理解できる★★★

小学校は、時間割によって一日が進行していきますので、時計で動きます。

時計が理解できれば、自主的に動けていいですが、入学までにもし理解できなくても、回りの友達の動きや先生の呼びかけをしっかり聞いて動けば何とかなります。

少しずつ読めるようになって、自主的に行動できるようになれば大丈夫だと思います。

心配な場合は、家で時計を意識して、「今12時だからお昼にしよう」とか「3時になったからおやつにしようか」など日常的な会話に使っていくと、子どもも時計に興味を持ち、理解が進むかもしれません。

まとめ

今まで園児だったわが子が卒園して、小学校に入学すると一気に成長した感じがしますね。

一日の過ごし方や、時間の使い方も変わり、お友達も変わり、子どもにとっても変化の多い時期です。

そんな中で、出来るだけストレスがかからないように、一人で出来ることを今から増やしておいてあげるといいと思います。

無理をして先に挙げた全てのことを出来るようになる必要はないですが、無理の無い範囲で、出来ることなら楽しみながら習得できるといいですね。

楽しい小学校生活の幕開けとなるように、親子共々楽しく準備をして入学式を迎えられますように。

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