幼稚園入園グッズを初心者や裁縫が苦手なママが手作りするときの簡単なコツ

2017年2月18日

de9e4bc114a3d18346e997846b1b0e53_s

そろそろ来入児説明会なども行われ、入園グッズを揃える季節になりましたね。

既製品で全て揃えることも出来ますが、幼稚園指定のサイズや形がある場合もありますし、子どもの好きな柄やママの好みの生地で作りたい場合、手作りになりますね。

裁縫が得意で日常的にミシンを使っているママはさっと作れるかもしれませんが、裁縫が苦手なママにとっては、園グッズ作りは一念発起して取り掛からないといけないことですよね。

今回は、そんな、裁縫が苦手なママのために、園グッズ手作りの簡単なコツを紹介します。

スポンサードリンク

裁縫が苦手、初心者でも入園グッズを手作りする時のコツ

まずは、いくつかあるコツを上げてみます。
5d8735a2ad09f7c832e88185a3b84400_s

1、布選び

まず作る物に必要な生地のサイズをチェックします。この時に忘れがちなのが縫いしろをプラスすることなので、注意しましょう。

材料を買いに行く前に、何が必要なのかリストアップしてから手芸店などに行くと、買い忘れや買い間違えなどがおこりにくいと思います。

作るものによって、適した生地(生地の材質や厚さなど)などもありますので、裁縫初心者のママは、恥ずかしがらずに分からないこと何でも店員さんに聞いてみましょう。

オススメの生地や、扱いやすい生地なども教えてくれると思います。

2、水通し

生地を買ってきたら、そのまま制作に入らずに、一度生地を水通しすることをオススメします。

水通しとは、生地を裁断する前に一度洗濯などして洗い、文字通り水に通すことをいいます。

なぜ水通しするのかというと、布は水で洗うと縮む性質があるので、あらかじめ生地を水に通すことによって布を縮め、布目を整え、完成した手作りグッズがあとで縮んでしまうことを防ぐ目的があります。

市販されている一般的な布はそこまで縮むものはないので、場合によっては水通しは省いてもいいかもしれません。

3、地直し

水通しと同じく、生地を裁断する前に行うこととして、地直しという作業があります。

地直しのやりかたは、布の歪みを手で整えて(生地の両端を持って均等に伸ばす)アイロンで直します。

アイロンは布目にそって縦と横方向に丁寧にかけます。斜めにかけないように気をつけましょう。

4、生地の切り方

裁断するにもちょっとしたコツがありますので、試してみて下さい。

地直しでアイロンをかけると、生地を裁断しやすくなります。しわがとれてピンとはった生地にはさみを入れたほうがさくさく切れますので、アイロンかけをオススメします。

切る場所は、やはり平らなところがいいですね。裁縫道具などは一旦片付けて机の上で裁断するか、ものが何も無い床で裁断するといいと思います。

はさみの入れ方にもコツがあります。
86245a44f97e03431b1209015f00d6e6_s

はさみの下側の刃先を机や床から離さないように切っていく。

布を切るときに、下側の刃先を机は床から浮かしてしまうと、切り口が曲がってしまったりして綺麗に裁断出来なくなるので、刃先をしっかりと固定して切っていきましょう。

はさみの刃先を閉じきらずに布を切り進める

はさみをひと切りずつ閉じて切り進めず、刃先を完全に閉じきらずに切り進めて行くと綺麗に裁断出来ます。

布を切る方向にまっすぐ向く

体の向きと、布を切り進める方向を常に一致させましょう。なるべく布を動かすの
ではなく、自分が動きながら切っていきましょう。

そうすることで、綺麗に布を裁断できます。

5、マチ針の打ち方

これも裁縫の基本である、マチ針のずれにくい打ち方についてです。

生地に引いた出来上がりの線の上に打ち、布をすくう

生地に出来上がり線を描き、その線の真上にマチ針を打ちます。
その時布を持ち上げずに、表と裏の布を一緒に少しだけすくって針の頭を表に出します。

マチ針を布に対して直角に打つこともポイントです。

マチ針を打つ順番

打つ順番も大事です。

まずは、布の両端を固定して打ちます。

次に中央に打ち、そのあと両端と中央の真ん中に打ちます。

この順番でマチ針を打つと、綺麗に打てます。

マチ針の代替品

小さいお子さんが家にいたり、マチ針を使うことに抵抗がある場合は、手芸店や100均などにも打っているクリップでも代用できます。

6、糸の始末

出来上がりをきれいに見せるコツとして、糸の始末も大事です。

ミシンの機能で、返し縫いというものがありますのでこれを使いましょう。

返し縫いすることで、糸の始末が簡単になります。返し縫いしたら縫い終わりの部分で糸を直接切って、終了です。

返し縫いをしない場合は、最後の部分で玉結びをしましょう。

7、作る時間

子どもが小さく、日中も一緒にいる場合、一番ネックになるのが入園グッズをつくる時間を捻出することではないでしょうか。

子どもがお昼寝をしているときや、夜子どもが寝入ってからしか時間が作れないことがほとんどかと思います。

ですので、入園グッズ作りは早めに取り掛かることをオススメします。

毎日出来るとも限らないですし、コツコツ時間をかけて焦らず楽しみながら作れるように、時間の余裕を持って作りましょう。

スポンサードリンク

ミシンなしで作れる“裁ほう上手”

最近よく手芸店で見かける、ミシンなしで作れる“裁ほう上手”という商品をご紹介します。

ミシンを持っていなかったり、ミシンを使うのが難しい人にオススメです。

メディアでも紹介されている“裁ほう上手”はボンドで、キャッチコピーは「こんな接着剤が欲しかった!ミシンがなくてもかばんが作れる接着剤」とあるように、接着剤です。

針や糸を使わなくても入園グッズが作れるので、小さいお子さんがいる家庭に安心ですし、ミシンが苦手なママにぴったりの商品です。

透明なので、はみ出したりしても気になりませんし、ドライクリーニングや家庭での洗濯もOKなので、洗濯が必要なものにも使うことが出来ます。

使い方はとても簡単で、貼り付けたいものの両端に“裁ほう上手”を付けて、貼り付け、当て布をしてアイロンをかけるだけです。

“裁ほう上手”のホームページに、“裁ほう上手”で作る入園グッズをはじめとするレシピが載っていますので、興味がある人は見てみて下さい。

アップリケで既製品に個性をプラス


入園グッズを一から作るのが大変だったり、園指定のサイズが形が特に無い場合は、既製品の入園グッズを買ってきて、アップリケなどを付けるなどするのもオススメです。

既製品でも可愛いものや素敵なものが多く売られていますし、手作りの一点ものなども販売されている時代ですので、裁縫が苦手なママや忙しいママは、この方法がいいのではないかと思います。

子どもと一緒にお気に入りのワッペンを手芸店などに見つけにいって、アップリケすることで自分のマークにしたり、名前を刺繍したり、お名前テープを付けたりすることによって、オリジナルな入園グッズになります。

まとめ

裁縫が苦手なママにとっては頭が痛い、入園グッズ作り。

ミシンがないから買わなくちゃいけないかな、でも高いし。入園グッズつくり終えたらミシン使わないかな…。

裁縫がとにかく苦手で、入園グッズを作るなんてとても気が重い…。

そんな裁縫苦手ママ、一から全て作らなくても、ミシンを使わなくてもいいツールがある時代ですので、自分にあった方法で、楽しみながら入園準備が出来るといいですね。

子どももママもハッピーな入園準備期間となりますように。

スポンサードリンク